こんにちは!イイダ産業 建材プロジェクトチームのTです。
家づくりやリフォームの検討をする際、建材カタログで目にする「F☆☆☆☆」、「4VOC基準適合」という表示。これらの実際の意味や重要性は一般的には語られていません。
今回は住まいの安心・安全に関わる大切な基準であるF☆☆☆☆や4VOC基準の意味を解りやすく解説します!

F☆☆☆☆とは?
F☆☆☆☆とは「エフフォースター」若しくは「フォースター」と読みます。
Fはシックハウス症候群を引き起こす原因とされる有害物質ホルムアルデヒド(Formaldehyde)を意味します。☆が多いほど発散濃度が低く、「シックハウス対策を施している製品である」ことが判断できます。
ホルムアルデヒドの発散速度によって建材の使用面積制限が変わり、F☆☆☆☆の表記はホルムアルデヒドの発散レベルが最も低い製品にのみ付けることができます。
F☆☆☆☆ 星4つマークで、最も高い等級になります。
- 放散速度の基準:0.005mg/㎡h以下
- 使用制限面積:面積制限なし
シックハウス症候群とは何か?

シックハウス症候群とは、建材などから発生する化学物質や、カビ、ダニなどによる室内空気汚染が原因で健康被害が引き起こされる状態の総称です。
中でも危険とされているのが、接着剤や塗料、防腐剤などに広く使用されているホルムアルデヒドで、長く吸い続けると結膜炎や咽頭炎などを引き起こす恐れがあると言われています。
4VOC基準適合とは?
VOCとは揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds)を指します。塗料、接着剤、ガソリンなどに含まれ、大気汚染の原因となったり、シックハウス症候群を引き起こしたりする可能性がある物質です。
建築基準法では、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレンから成る4VOCの使用について規制されています。
「4VOC基準適合」とは、建材から放散される4VOCの放散速度が、業界の基準に適合していることを示す表示です。この表示がある建材は、4VOCによる室内空気汚染の影響が少ないと判断できます。
IBボンドはF☆☆☆☆対応、4VOC基準にも適合!

IBボンドはF☆☆☆☆適合認定を取得、日本接着剤工業会が定める「4VOC基準適合製品」です。
また、無溶剤配合で、接着剤独特のキツイ臭いもありません。
環境に優しく、安全性も高いため、安心してお使い頂けます!

ぜひ製品サイトで詳細をご確認下さい。ご質問・ご要望等はお問い合わせフォームへ!


