こんにちは!イイダ産業 建材プロジェクトチームのHです。
コンクリートスラブに仕上げ材を接着剤で直接貼る施工方法がありますが、今回はこの施工方法に
関連して、当社の接着剤開発の経緯についてお話しします。
自動車分野における接着剤
接着剤と一言で言っても使用される素材や硬化方法はさまざまな種類がありますが、
当社では自動車向けにペースト・テープタイプの熱硬化型接着剤を製造・販売しております。
自動車のボディーパネルの間に、熱硬化型接着剤を挟み込んで、塗料の乾燥熱で硬化・接着する素材です。
接着剤の役目としては自動車のスポット溶接機が届かない場所や、スポット溶接の補助として
剛性を上げるなど、様々な用途がございます。熱硬化の接着テープは業界では特に珍しく、
当社が誇る自動車向け接着剤です。
建築に用いられる接着剤
建築現場の床、内装壁、外壁など様々な箇所に接着剤が多用されています。
接着剤の材質・特性も様々です。
床用接着剤においては硬化後に硬くなるタイプが多く使われていますが、硬化前は
粘度が高いことからクシ目ゴテで繰り返し塗り広げる作業は体力を要する作業です。

そのためできるだけ軟らかく、塗りやすい接着剤がいいですね。
建築現場で多く見られる硬質タイプの接着剤は樹脂のようにカチカチでカッター刃が通らないほど
硬くなります。そのためリフォームの際は木質床と接着剤を破壊するように解体していきます。
スラブに残った接着剤を削りとる作業も大変で、リフォーム時の大きな負担となっています。

自動車の部品メーカーが作る床用接着剤
当社の強みは開発要求に応じて材料設計から製品化まで一貫して対応できる体制を持っていることです。
お客様のニーズを実現するとともに、他社製品での現場に生じている課題を解決するため、材料設計の
段階から深く関わって開発を進めました。。
以下の開発条件をもとに、開発をすすめました。
① コンクリートスラブと木質仕上げ材への優れた接着性
② 軟らかく塗りやすい操作性
③ 形状保持性の確保
④ 適度な伸びを持ち、木質床材の割れや突き上げを防止する弾性特性
⑤ 解体時に刃物が入りやすく、作業がしやすい組成
これらの条件を満たす製品を開発し、現場の施工性と仕上がりの品質向上に貢献しています。
フローリング直貼り用接着剤 「IBボンド」
様々な評価を経て開発した製品「IBボンド」について、
弾性接着剤のメリット、施工動画、割れ・突き上げ検証、よくある質問などを
IBボンドのホームページに掲載しております。ぜひご確認下さい。
また、お試しいただければ、その良さを実感していただけると思います。
ご質問やご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。



